中学校で落ちこぼれてしまった時の逆転勉強法
中学校で教員をしていた頃、いわゆる「落ちこぼれ」てしまった生徒をたくさん見てきました。
「もう英語は捨てた!」「わかんね~!」「ムリ!!」と言って、授業中に寝ていたり、他のことをしていたり‥‥‥
勉強が分からないで学校の机に座っているのは本当に大変なことです。しかし教員は全体を見なければいけませんから、なかなかそういう中学生を救ってあげられないのが現状です。
もし落ちこぼれてしまったら、どうしたらよいのでしょう?落ちこぼれから逆転するのに必要な勉強法は、私は次のとおりだと思います。
1.分からなくなったところに戻ろう!
2.毎日たっぷり勉強しよう!
3.長期休みを賢く利用しよう!
そして上の3つのために、塾に行くよりもスタディサプリのオンライン映像授業(月額1,815円~)を使うのが、賢い勉強法です。PC、タブレットまたはスマホがあれば、スタディサプリをすぐに始めることができます。
分からなくなったところに戻ろう!
スタディサプリの良いところは、小4~高3まで、どの講義でも自由に受講できることです。これは、すっかり勉強が分からなくなってしまった人が逆転するために非常にありがたいシステムです。なぜなら、分からなくなったところに、学年を超えて、どこまでも戻ることができるからです。
5教科の中でも、特に数学と英語は積み上げて身に付けていく教科です。したがって、前に習ったことをきちんとマスターしていないと、新しいことを理解することができなくなってしまいます。
たとえば英語ではたいてい、中1の初めに「be動詞現在形(is, am, are)」を、中2の初めに「be動詞過去形(was, were)」を習います。そして中2の終わり~中3に「受動態( be動詞 + 過去分詞)」を学習します。
ところが中1の初めや中2の初めで be 動詞の扱いをきちんと覚えなかった人は、中2の終わり~中3で受動態を習ったときに、be 動詞の使い方を忘れてしまっているので、正しい英文を作ることができません。
このように習ったことを曖昧なまま放っておくと、いくら新しいことを勉強しても身に付きません。そういう状況が続くと、いわゆる「落ちこぼれ」てしまい、勉強が全く分からなくなってしまうという厳しい状態に陥ります。
お子さんがもしもそんな状態になったとしたら、小手先の学習ではどうにもなりません!いさぎよく分からなくなったところに戻って勉強をし直すことが、結果的に逆転への一番の近道になります。
知り合いの数学の教員が、中学生で分数の計算ができない子がいて困ると嘆いていたのを思い出しました。そんな場合は小学範囲まで戻る必要があります。
スタディサプリなら戻れます!家庭で勉強をするので、塾に行ってお友達に「まだ中1のことをやっているのか!小学校のことをやっているのか!」などと馬鹿にされる心配もありません。戻って基礎から徹底的にやり直しましょう。
毎日たっぷり勉強しよう!
もしお子さんが落ちこぼれの状態に陥ってしまったら、親御さんは見るに見かねて塾に通わせることを考えることでしょう。そういう勉強法も悪くはありません。ただ、分からなくなったことが多すぎたら、塾に週に2~3回行っただけでは絶対足りません!
もし本当にお子さんが落ちこぼれてしまったら、そしてそこから逆転したかったら、親子で覚悟を決める必要があります。「毎日」たっぷり時間を割いて、本気で勉強をしないと間に合いません!
塾に毎日行って、何時間も勉強したら、お金はいくらあっても足りません。限られた時間の枠内では、塾の先生も学力アップを約束できません。それに低学力のお子さんは勉強が嫌いな場合が多いですから、たとえ塾に行ったとしても、そこでしっかり勉強に取り組むという保証はありません。高いお金を払っても、居眠りをしているかもしれないし、集中しないでボーっとしているかもしれません。
しかしスタディサプリのオンライン学習に家で取り組むなら、定額料金980円で、毎日制限なく勉強することができます。何よりリビングにパソコンやタブレットを置いて、親御さんの目の届くところで勉強してもらえば、さぼる心配もありません。スタディサプリが塾より良い理由の1つがそこにあります。
親御さんには、家事をしながら映像授業の音声が聞こえてくると思います。大人が思うより難しい勉強をしていることに気付くことでしょう。子供の苦労を伺い知ることができて、応援したい気持ちも増すでしょう。
学力が低い生徒には、周囲からのサポートや励ましが必要です。そのためいっその事、親も一緒に勉強するという方法もあります。親が一緒に頑張ってくれることで子供の励みになったりやる気がアップしたりするなら、それも良いでしょう。親子で覚悟を決めて逆転を目指しましょう!
長期休みを賢く利用しよう!
夏休み・冬休みなどの長期休みは、遅れを取り戻すのに絶好のチャンスです。
落ちこぼれ状態の人は、とにかく時間を割いて勉強をやり直す必要があります。けれども普段昼間は学校にいるので、自由にスタディサプリで勉強できる時間は限られています。夏休み・冬休み・春休みを賢く活用して、何コマも映像授業を受けましょう。各コマの度にまず「理解」し、ドリル問題で「確認・定着」させ、次に進みます。
塾の季節講習に通えば何万円もかかることを1,815円(12ヵ月一括払いの場合・税込)でできるのですから、コスパは最高です!塾よりいいです!長期休みが明けたらみんなに追いついている自分の姿をイメージして、頑張りましょう!
スタディサプリでは2週間の無料体験ができます。スタディサプリの使い勝手を試してみてはいかがでしょうか。
自分に合うと分かれば続ければよいし、合わないと感じたら、無料期間中に退会すれば料金は一切かからないので安心です。
スタディサプリのデメリットは?
😞どんなオンライン学習にも共通して言えることですが、塾と違って、映像授業の中の講師は直接に指示を出してはくれません。どんなにさぼっても、PC画面から飛び出して叱ってくれたりしません。
😞塾にはカリキュラムがありますが、スタディサプリにはありません。自由自在に講義を選べるということは、自分で考えて計画的に進める必要があるということも意味します。
😞分からないことがあった時、質問する制度がありません。講義を再度視聴して確認し直すか、どうしても分からないときは、学校の先生に質問する必要があります。
個別指導コース登場
上にスタディサプリのデメリットとして講師が叱ってくれないとか、質問ができないなどと書きましたが、実はそのデメリットを解消してくれそうな「個別指導コース」が2019年春にスタートしました。
「個別指導コース」(月額10,780円・税込)なら、専任コーチが勉強の計画を立てたり、質問対応してくれます。
中学生が落ちこぼれ状態になってしまった場合、逆転するためには親御さんも覚悟をきめてしっかりサポートすることが必要だと上に書きました。しかしなかなかいつもそばにいて見守るのは難しいかもしれませんね。また「反抗期」の年頃ゆえに、親御さんに寄り添われるのを嫌う中学生もいることでしょう。
そんな場合にこの新「個別指導コース」が役に立ちそうです。月額料金はアップしてしまいますが、塾に行くよりは安いですね。
落ちこぼれからの逆転はスタディサプリだけ?
上で述べたように、中学生が落ちこぼれ状態になってしまった場合、いくらでもさかのぼって勉強のやり直しができるスタディサプリは最強のツールだと思います。
なお、同様のさかのぼり学習ができるオンライン通信教育に「すらら」があります。すららはアニメキャラクターが楽しく教えてくれる、スタディサプリとは全く切り口の異なる教材です。「スタディサプリの講義は学校みたいで固すぎる」と感じる中学生は、すららを試してみるとよいと思います。
落ちこぼれからの逆転勉強法まとめ
大学受験参考書コーナーには、中学英語の学び直しの参考書もたくさん並んでいます。英語についていえば、「落ちこぼれ」状態になってしまったとき、高校までごまかしていても、大学受験までに結局やり直しをしなければならないのです。
逆転するなら早い方がいいです!!
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